【人文・社会科学研究部】石川県災害対策ボランティアに参加しました

 

 人文・社会科学研究部減災チームが石川県羽咋郡志賀町でのボランティア活動に参加しました。
 災害ごみの片付けと運搬を行いました。

 減災チームはこれまでも多くのボランティアに関わってきましたが、災害ボランティアに参加するのは初めてでした。
 志賀町は南北に広がる大きな町で、私たちは町北部地域に派遣されました。能登半島を北上するにつれて、災害の爪痕がより一層際立っていると感じました。気持ちを引き締めて、作業にあたりました。参加した高校生たちは初めての災害ボランティア参加でしたが、しっかりと動けていました。

 当日は、名古屋から3チーム、豊橋から1チーム、春日井から1チーム、及び三重県から3チームと私たち以外の東海勢も多数参加していました。中には、北九州や湘南などからの参加者に加え、私たちと同じチームの方は、なんと旭川からの参加ということで、大変驚きました。大学生の参加者も多く、金沢大、早稲田大、東洋大の集団がいて、一日に何件もの業務をこなしているみたいでした。

 自治体の派遣職員も多様で、秋田や山形など各地から応援に来ている様子でした。熱い気持ちは同じだと思いました。一方で、いまだに路上まではみ出している倒壊家屋なども多くあり、気分も沈みました。ただ、現地では子どもたちが元気に遊んでいる光景も見られ、少し勇気づけられました。参加者は次も来たいと口をそろえて言っていました。