【高校文学部】第七回「俳句賞25」

第七回「俳句賞25」において、名古屋高等学校文学部の出場2チームが、以下とおり、それぞれ大賞と准賞を受賞しました。

大賞 「流れ着く」連作25句
 名古屋高等学校Aチーム (5J服部亮汰 5K加納輝一 5K三浦英雄 5K鈴木哲平 5J小田健太)

奨励賞 「雲に雲」連作25句
 名古屋高等学校Bチーム(4A福田匠翔 4J田籠瑛 4K依田悠也 4C安井大晴)

 本大会は4人以上7人以下で1チーム25句の俳句の連作を作る大会です。俳句1句ではなく、25句を作り、連作をとしてまとめ上げるのは、相当な力量が必要です。

 著名な俳人3名が無記名の各作品群を審査し、残った連作を3月20日の公開選考会で討議した結果、今回、高校2年生の名古屋高校Aが大賞を、高校1年生の名古屋高校Bチームか奨励賞と、名古屋高校が1位・2位を独占した結果となりました。

 また、各選者の秀逸10句選に以下の部員の句が選ばれました。
○真白なり角を伐らるる鹿の尻  5年K組 加納輝一 遠藤由樹子先生選
○スリッパを足で揃へて秋の蝶  4年J組 田籠瑛 遠藤由樹子先生選
○浮くゐもり沈むゐもりや小雨降る  5年K組 加納輝一 岸本尚毅先生選
○食券の紙のかたさや隙間風  4年J組 田籠瑛 岸本尚毅先生選
○蚊柱や命令形の標識に  5年J組 小田健太 高柳克弘先生選

https://www.haikushou25.com/%E7%AC%AC7%E5%9B%9E%E4%BF%B3%E5%8F%A5%E8%B3%9E-25/