2023年9月末に、2023~2025年度の卒業記念品として、チャペルに新しいオルガンが設置されました。
このオルガンは、アーレンオルガン社(本社:アメリカ)の最新デジタルオルガンとなっており、4つのタイプのパイプオルガン、1つのシアターオルガンの音色が奏でることができ、チャペル礼拝、コンサート等において、素晴らしい時間を創り出すことができます。
名古屋学院のチャペルのオルガンは、1957年のチャペル設立時に、アメリカ合同教会より寄贈された「ハモンドオルガン」によって、2000年まで演奏されてきました。その役目を終えたオルガンは現在、チャペル入口に記念として移設されています。(音を出すことはできません)
2代目となったオルガン「ベネディクト(ドイツ製電子オルガン)」はチャペル北側に設置され、現在でも礼拝で使用されています。
3代目として設置された今回の「アーレンオルガン(アメリカ製電子オルガン)」は、ハモンドオルガンの設置されていた南側に入れ替える形で設置されています。
このアーレンオルガンの特徴は、北ドイツのパイプの特徴をもつもの(バロックタイプ)、フランスのバロックもの(フレンチオルガンタイプ)、イギリスの古いオルガンのもの(イングリッシュカテドラルタイプ)、アメリカの優れたオルガン(クラシックアーレンタイプ)の4つのパイプオルガン音源が録音されているため、礼拝でささげられる讃美歌が従来のオルガンよりも一段とリアルなものとなり、チャペル礼拝での讃美の歌声を豊かなものにしてくれることでしょう。
また、2代目のベネディクトオルガンと演奏のピッチを合わせているため、アーレンとベネディクトと2台での連弾や同時演奏が可能となりました。また、シアターオルガンタイプは、当時劇場にて放映されていた無声映画に音楽をつけるためのオルガンとして使用されていたものを、このオルガンにも搭載しているため、さまざまな音が表現できます。
「礼拝を豊かに。」名古屋学院はキリスト教主義学校として、日々のチャペル礼拝を大切にしています。そのオルガンが新しくなったことにより、更に聖書の言葉と祈りに一人ひとりが耳を傾け、その応答としての賛美の歌声を支えるものとして、このアーレンオルガンが長く用いられることを願っています。
オルガンの詳細な仕様はアーレンオルガン社のホームページ https://paxallen.com/ をご覧ください。
【PTAクリスマス礼拝およびオルガンコンサート】
日程:12月16日(土)
場所:クライン・メモリアル・チャペル
第1部 PTAクリスマス礼拝 13時30分~14時10分
お話:横山良樹 学院長
特別賛美:クラインズ・シスターズ
第2部 オルガンコンサート 14時15分~14時45分
演奏者:鈴木牧子 先生(金城学院オルガニスト)