6/6名高の普通コースが2013年度文理コースに発展的統合されます

 現在、名古屋高等学校全生徒の85%を占めているのが文理コースです。文理コースは難関国公立大学・難関私立大学への進学を目標とするコースとして、1985年その前進である文系の人文語学コースとして誕生しました。以来27年間にわたって生徒諸君の進路目標実現に向け、学校も一体となり指導してまいりました。その結果と実績は本校の進路指導情報でもご確認いただけます。近年では、難関大進学を目指す文理コースの志望者が増える一方、文理コースに在籍しながら積極的に課外活動にも取り組み、全国大会出場・入賞など確実に成果を出してきている生徒も増えてまいりました。学校も幹の太い文武両道を実践する青年の育成が、本校のキリスト教教育の目指す“社会に貢献できる主導者たる紳士の育成”につながることと確信しております。

 この状況を踏まえ、2013年入試より文理コースに普通コースを統合し、文理コースのみの募集とします。これまで実践してきた本校の学習指導状況や、課外活動としての部活動の指導は従来と変わりません。厳しい学習指導の中で、部活動等の課外活動にも積極的に参加できる体制を継続してまいります。

 具体的には、現役で大学合格することを目標とし、国公立大学や有名私立大学の受験に対応したカリキュラムを組んでいます。その授業時数を確保するために完全5日制の授業は行わず隔週で土曜日午前中4時間授業を実施し、7限授業も週数回行っています。この豊富な授業時間と高いレベルの授業内容のなかで、確実に基礎学力をつけ応用力を育むため、毎週朝のHRで曜日ごとに確認テストを実施しています。

 高2進級時に進路希望により、理系の「理数コース」、文系の「人文語学コース」に進むことになります。