自身を他者に捧げることができる人間へ~生活規律強調旬間中の委員会・生徒会のとりくみ~

 名古屋高校は、次世代の紳士を育てる学校を目指しております。紳士の定義はいくつかありますが、一つは「敬神愛人」につながる心、すなわち、神が無償で我々を愛してくださるように、隣人に対しても無償の慈しみを持つことができることにあると考えております。その考えの中で、あいさつという基本的コミュニケーションや清掃活動といった全体への奉仕活動を重視しております。

 ゴールデンウイークも過ぎ、気も緩みがちなこの時期、本校では生活習慣をみなおす、「生活規律強調旬間」が展開されております。この旬間中、生徒会と各委員会は、あいさつ運動・放課後校舎外清掃活動・放置自転車タグ貼りの各活動を行いました。
 あいさつ運動では、朝からエントランスホールに立ち、元気よくあいさつをかけておりました。あいさつ運動に参加していた生徒は、「あたりまえ、と言われていたあいさつだけど、実際やってみて、なかなかあいさつをしてもかえってこないことがわかった。あいさつは、絆やコミュニケーションの基本であることを改めて自覚できたので、知っている、知っていない関係なくあいさつをし合えるようにしてゆきたい。」と感想を述べています。