2月に起きたトルコ・シリアでの震災への支援として、高校3年生の文化祭模擬店で出た収益60万円を在名古屋トルコ共和国総領事館を通じて寄付させていただきました。トルコ領事館とは、サッカー部の外部コーチがトルコの方であるというつながりからサッカー部顧問の山田武久先生に橋渡しをしていただき、支援金を生徒会長5Gの大谷君が持参し、総領事のオズテュルク・ウムット・リュトフィ氏に手渡しました。リュトフィ氏からは感謝の言葉とともに、今回の震災の大きさと、今の現地での様子が伝えられました。それによると現在安心して生活できるコンテナ型仮設住宅の整備が急がれているが、まだまだ十分ではないこと。また、震災当初の寒さからは少し脱したものの、雨が多く降るようになり、先日も洪水が起きて多くの方が亡くなられたという話がありました。東日本大震災や阪神淡路大震災でもわかるように、復興には今後大変な時間と力が必要だと思います。総領事からは「名古屋高校のみなさんの心に深く感謝するとともに、今後、互いの文化理解もふくめた交流の機会が持てるといいです」との言葉をいただき、大谷君も「自分も今日素晴らしい経験をさせていただいた。互いの理解を深めることは本当に大切なことだと思います」と応じました。