名古屋学院サマーコンサート グラウコ・ベルタニン氏を迎えて

 7月14日(土)、名古屋学院サマーコンサートがクライン・メモリアル・チャペルに、ほぼ満席のお客様をお迎えして開催されました。

 前半は本校の聖歌隊、クラインズ・シスターズ、オーケストラ部、吹奏楽部が日ごろの努力の成果を披露しました。休憩時にはJRC部が西日本豪雨災害義援金の呼びかけをさせていただき、この日だけでなんと、10万円を超す義援金を集めることができました。寄付をして頂いた皆様、ありがとうございました。義援金は日本赤十字に送らせて頂きました。被災された皆様のお役に立てて頂ければと思います。

 さて、いよいよ後半はイタリア在住の世界的なヴァイオリニスト、グラウコ・ベルタニンさんの登場です。最高度の技巧を披露した「悪魔のトリル」のソナタから、最後の情熱的な「ツィゴイネルワイゼン」まで、息もつかせぬ見事な演奏に満席のお客様は釘付けになり、グラウコさんの持つ圧倒的な音楽の力はそこにいるすべての聴衆を虜にしました。本校の音楽講師である白石英統先生のピアノもヴァイオリンを絶妙に支え、見事でした。

 アンコールにはフォーレの「レクイエム」から「サンクトゥス(聖なるかな)」が聖歌隊、クラインズ・シスターズ、在校生のお母様のハープも加わり演奏され幕となりました。

終演後はロビーにてお客様とにこやかに交流され、気さくに記念写真を撮られるグラウコさんの姿も拝見でき、お人柄の良さも印象的でした。

音楽に癒され、励まされ、集まった皆さんの心に残る素敵な一日になったのではないかと思います。ありがとうございました。