6年前名中生として、もしくは3年前名高生として、初めてこのチャペルに入場しました。ほぼ全員にとって馴染みのない、礼拝形式で臨んだ入学式の時の、ぎこちない生徒たちの表情が、今でも鮮明に思い出されます。卒業式も当然のことですが、礼拝形式で行われました。本校で学んだ生徒たちにとっては、もはやあたりまえのことであり、実に堂々と、そして晴れやかな表情で式に臨めたのでしょう。生徒たちは、それぞれの胸に希望を抱いて、学び舎を去っていきました。
6年間・3年間礼拝を守り、学んだこのチャペルは、神様の家です。そして、名高は君たちのもう一つの家となりました。
「門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。」(マタイによる福音書/ 07章 07節)
いつでも帰ってきなさい。先生たちは君たちを歓迎します。
卒業おめでとう。