減災チームでは、台湾の高雄市にある正興国民中学との、英語を介した交流を行っております。
普段は、お互いのテディベアを交換し、留学生に見立てて、インターネット上のフォーラムで、お互いの国を紹介しあっているのですが、正興中学とは、それに加え、インターネットを介してリアルタイムに会議を催しております。
お互いの文化に対しての質問と紹介に引き続き、2学期はお互いの災害と環境についての会議となりました。
日本からは、藤前干潟や伊勢湾台風、濃尾地震などといった、自然災害と学校での対策を紹介すると共に、台湾の自然災害を伺いました。
台湾からも、東日本大震災にまつわる質問など、多彩な質問がなされるとともに、パワーポイントを用いた説明がなされ、減災メンバーは、台湾の中学生の英語力とプレゼンテーション能力に驚くと共に、苦戦しながらも、日頃培った英語で対応をしていました。
このmeetingを通じて、高雄市も名古屋市も港に面した大都市であり、国のレベルをみても、台風による風水害、トラフにまつわる地震や崖崩れ、そして、ゴミ問題と、共通した問題を抱えていることが分かりました。
生徒は、自分たちの英語力や準備力の無さを痛感し、これからも、英語をツールとして、広く、防災や環境についての意見交換をしてゆきたいと言っておりました。