名古屋中学では防災・減災学習においてESD(持続可能な開発のための教育)に積極的に取り組んでいます。名古屋中学防災チームは、昨年度名古屋で行われたユネスコ会議に併せて行われた「ESDあいち・なごやこども会議」にも参加し、夏期休暇中には防災宿泊訓練も行いました。
ESDを考える上では環境・エネルギーへの学びを深めることも重要です。そこで、このたびトヨタ自動車様に環境・エネルギー問題を考えるセミナーを開催いただけることとなり、「トヨタ自動車におけるsustainable mobility開発」という演題で、トヨタ自動車総務室室長の堀秀成さんにお話しいただきました。
トヨタ自動車が取り組んでいる低炭素社会の実現に向けたモビリティー開発、とくに水素カーの開発のお話に生徒たちはとても興味深く聞き入り、さらに水素カーMIRAIのプロモーションフィルムも見せていただき貴重な体験ができました。また質疑応答では、トヨタのモビリティー開発によって出来上がる社会というのはどのように素晴らしいものなのでしょうか?水素カーは650km走る間に何リットルの水を排出するのですか、というような様々な質問が出ていました。
名古屋中高は今後もESDに積極的に取り組み、減災・環境・エネルギー問題についてグローバルアクションを継続して行きたいと考えています。