7月18日・19日、生活指導部減災チームの主催により、校内で宿泊防災訓練を行いました。3回目を数える本訓練では、東区役所・地域の方々に加え、本年度は、名古屋市工芸高校の先生・生徒が一緒に参加し、さらには、日本赤十字、名古屋市消防局、防災のNPOの方など防災のエキスパートに指導・講義頂き、総勢50名を超える方が参加しました。
地下式給水栓訓練、災害図上訓練、救命救急訓練、避難所運営シミュレーションに加え、本年度は、名古屋市工芸高校の先生と生徒による、レゴブリックかまどの組み立てと実演も行い、学生同士の交流もあり、盛りだくさんの内容となりました。
また、冷房も無く、寝苦しい中で、いろいろな人と寝ることを強いられる避難所宿泊体験では、多くの生徒が、避難所生活の大変さを実感し、他者を思いやる大切さを痛感したことと思います。
以下、参加した本校生徒の声です。
・塩素が入った水だが、おいしく飲め、災害時にはうれしいものだった。自宅周辺の地下式給水栓の場所を調べようと思う。
・床が固くてよく眠れない。しかし、災害時には有り難いだろうとおもいつつ、寝やすくする豆知識を知っているとよいと思った。
・普通に歩いていると気づかないけれど、地図上で見ると気づくこともあるのだなと思いました。
・避難所での生活は不便なことがたくさんありました。その不便さを少しでも減らすためにも、日頃からの災害にむけた準備はしっかりとしていきたいと思いました。
・みんなで自作ハザードマップやご飯をつくり、コミュニケーションがとれたのが良かったです。
・自分の災害に対する心構えが甘かった。もう一度考え直してゆきたい。