避難所宿泊体験が本学でおこなわれました。

 7月19日(土)から20日(日)にかけて、本学にて避難所一日宿泊体験が行われました。これは、東区高等学校等まちづくり連携推進会議の下、東区まちづくり推進室の協力も得て実施しているものです。

 前年度に続いて2回目の取り組みですが、今回は、生徒16名に加え、学校近隣の矢田学区・砂田橋学区にお住まいの方々20名と合同での宿泊体験でした。

 避難所としての本校を体験するだけではなく、非常用給水栓の給水訓練や、地域の特性や災害時の問題・対策を考える図上訓練、空き缶とサラダ油での飯盒炊爨や、救急救命法など、共に生き延びる知恵や体験を共有するプログラムでした。

 生徒からは、「自分達でコンロを作れるなんてびっくり。キャンプなどでやってみたい」「みんなと同じところで寝ると一人のせいでみんなを巻き込むことになるんだなと思いました」「いままでただのマンホールだったものが災害時の命を左右するものであることを知ったので、自分の地域のものを確認して、家族友人に伝える」との声が上がりました。

 また、地域の方からも、「人と人との距離が短くなり心が通う感じでよかった」「一般の方の参加は毎年やってほしいです。生徒・教員ももっと様々な人が参加してほしいです」「中高生と一緒にやれるのはよかった。中高生がしっかり担い手になる日ごろからの教育が大切」との声を頂きました。