ペテルブルグ音楽大学助教授であり、世界的なピアニストのアンドレイ・イヴァノヴィチ氏が来る4月7日(木)午前11:00に来校され、本校チャペルにて演奏会を開催します。演奏会入場を希望される本校の生徒保護者は2階席での鑑賞が可能です。特に整理券等はございません。又、チャペルの座席数の関係で今回は一般の方々の入場はできませんのでご了承下さい。
当日は1学期始業式が行われ、引き続き高1のオリエンテーションがチャペルにて行われます。オリエンテーション終了後、高1生全員と他学年の鑑賞希望の生徒がそこに加わり、演奏会が開催されます。
アンドレイ・イヴァノヴィチ氏は4年前にも来校され、素晴らしいピアノ演奏を聴かせてくださいました。今回の曲目詳細は未定とのことですが、ショパンとリストの曲を準備されているとのことです。又、アンドレイ・イヴァノヴィチ氏ご本人より本校宛に下記のようなご挨拶をいただきましたのでご紹介します。
2011年3月3日 ペテルブルク芸術大学にて
アンドレイ・イヴァノヴィチ
20世紀の英雄エフゲーニ・ムラヴィンスキーの夫人ムラヴィンスカヤ女史が、思いを込めて貴名古屋学院を表敬訪問なさった2001年から今年で10年になります。私はこの記念すべき10周年にちなんだ「ムラヴィンスカヤ女史・表敬訪問10周年記念演奏会」を是非ゆかりのチャペルで行いたいと思います。ムラヴィンスカヤ女史との縁を大切になさっておられました貴学院に敬意を表し一般公演では演奏しないプロコフィエフなども演奏させていただきました。以前ムラヴィンスカヤ女史が私におっしゃいました。彼女のフルート演奏に対する名古屋学院の生徒の抜きん出た集中力は素晴らしいと。4年前私も女史と同じように名中生、名高生の輝く視線を感じました。私はあの真摯な名古屋学院の生徒の皆さんに応えるために4年間の歳月をかけて、念入りにプログラムを組み立てました。10周年記念演奏会はきっと満足していただけると思います。今回は大阪フィルハーモニー交響楽団の招聘でラフマニノフの協奏曲を演奏するために訪日することになりますが、私にとってもっとも思い出の深い名古屋学院を再び表敬訪問できますこと、そして学院関係者の方々と再会できますことは、無常の喜びであります。