9月18日(土)午後3時頃、藪野先生が名古屋在住の先生のお兄様と共に来校されました。事前に連絡が無く突然のことでしたが、2時間ほど滞在され、学校祭の準備をしている中学生たちと楽しくお喋りをしながらチャペルのスケッチを完成されました。
藪野先生については「名古屋学院報」の「名古屋学院人物列伝」に2回にわたって紹介されていますが、昭和37年に本校を卒業され、昭和38年に早稲田大学に入学。大学在学中に画家になることを決意され、今年日本芸術院会員になられています。
秋重先生(前校長)の話では、藪野先生の提案で新校舎完成記念の絵はがきを作成することになっています。明治時代以来の歴代の校舎をスケッチして絵はがきにする計画で、そのすべてを藪野先生に描いていただくとのことです。
既に、戦災で焼失した長久寺(現在金城中学校のある場所)の校舎と隣接する中京教会の絵が完成しており、今回チャペルのスケッチで3枚になります。今後、土曜日や日曜日を利用してスケッチのため藪野先生が東京から来校されるとのことですので、生徒の皆さんは先生のじゃまにならないよう協力してください。
なお、藪野先生からは新校舎のために100号超の油彩「思えばこの丘は」が本校に贈られています。この絵画は新校舎の図書館に展示される予定です。
藪野先生の現在の主たる役職は次の通り。日本芸術院会員、社団法人二紀会副理事長、早稲田大学理工学術院教授。