校長挨拶

私は本学と歴史的に最も深い関係を持つ日本基督教団中京教会(名古屋市白壁)の牧師として務めつつ,2011年度より名古屋中学校・名古屋高等学校の校長に就任しました。

創立者フレデリック・クライン宣教師夫妻をはじめ,使命感をもって名古屋の地を愛しその命を教育と伝道のために献げてくれた多くの先達の精神を受け継いで,今を感謝し,希望ある将来を見つめています。

本学の土台となる精神とは,建学の精神「敬神愛人」です。その源泉は,聖書に記されている以下のイエス・キリストの言葉です。

「先生,律法の中で,どの掟が最も重要でしょうか。」
イエスは言われた。「『心を尽くし,精神を尽くし,思いを尽くして,あなたの神である主を愛しなさい。』これが最も重要な第一の掟である。第二も,これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』律法全体と預言者は,この二つの掟に基づいている。」

(マタイによる福音書22章36-40節)

神を愛し敬うことを通して,人間を神にしてしまう過ちを思い起こしつつ神を見上げる心を養います。隣人を愛することを通して,自己中心への過ちから自由になって広い視野を与えられて使命をもって社会を形成する力を養います。学力,体力を支える精神が大切だからです。一人一人が目に見えない土台を堅固すべく教育の充実を図り,生徒の成長を共に喜びたいと願います。

名古屋中学校・高等学校
校長 高橋 潤