減災チームの生徒が名古屋大学の地震・火山研究に触れました

 6月7日(土)に、減災チームおよび地球科学部の部員で、名古屋大学の研究に触れてきました。

 まず、減災館に赴き、筋交いや地盤の大切さ、液状化のメカニズムを学び、さらには名古屋の地形を調べてゆきました。

 続いて、アイソトープ総合センターに赴き、シンチレーターや霧箱を用いて、身近にある放射線を観測し、放射線とはどのようなものかを学びました。

 その後、理学部環境学研究科の体験実験に行きました。身近なものでできる火山や断層の再現、身近なものでできる地震計の製作を体験し、その後、山岡耕春先生による特別講義を受講しました。講義ではふんだんな映像を用いて、マグニチュードの定義と液状化の様子、さらには山体崩壊・火砕流の様子を学びました。名中生は、講義を録音し、積極的に先生に質問をし続けてゆきました。

 このツアーでは、名中の卒業生のU君による、研究紹介もありました。U君は、名古屋大学の理学部に推薦入学をし、地震の研究に邁進しています。尾鷲沖に沈めたGPS観測点の問題についての彼の研究紹介に、名中生は食い入るように見ており、また、U君の、理科に関する関心を持つことと、確認テストに毎回受かるような勉強を普段から継続することが大切だという言葉に、一同は、引き締められておりました。